最新の大規模言語モデル(LLM)であるGPT-4oを用いて、データベースのスキーマ設計に挑む試みが進んでいます。
LLMはサイクリングや本の出版に関するセマンティックな知識を駆使し、技術的な課題にも取り組めることから、ソフトウェア開発者にとって有益なサポートを提供し始めています。
先日の投稿では、英語で述べた内容からSQLスキーマを生成する能力を確認しましたが、今回はスキーマ自体を改良することに挑戦します。例えば、著者の異名を区別せず同一とする問題の解決や、複数の著者がいる本の取り扱いなど、より複雑なデータ関係の扱いにも対応しています。
ただし、データベース設計は単なる関係性の設定以上の複雑さを持ち合わせており、最適化や一貫性と可用性のジレンマに対処するため、今後もLLMと専門知識の融合が求められるでしょう。
しかし、GPT-4oがどのようにして柔軟なスキーマ設計を実現するのか、その能力が私たちにどんな可能性を開くのか、期待が膨らみます。
出典 : https://thenewstack.io/gpt-4o-and-sql-how-well-can-an-llm-alter-its-own-schema/