東レエンジニアリングは、NECのPLMソフト「Obbligato」と生成AIを組み合わせた検証を2024年8月に開始します。この取り組みは、製品設計の上流工程の作業を効率化し、貴重な技術ノウハウを次世代に伝承する目的を持っています。
設計者が過去の製品開発データから必要な情報を得る際、生成AIが適切な回答や要約を提供することで、迅速な意思決定を支援します。また、設計文書の概要を素早く把握できるため、時間を節約できるメリットもあります。
Obbligatoは、製造ライフサイクルにおける様々な情報を一元管理するソフトウェアです。NECは、このソフトとAI技術の融合を進め、2025年春には新しいバージョンの提供を計画しています。これにより、日本の製造業の競争力がさらに強化される見込みです。
出典 : https://it.impress.co.jp/articles/-/26465