AI技術の飛躍的な進歩を支える新しい研究が、海外の研究機関やベンチャー企業から発表されました。今回の研究は、人間の手をあまり借りずに、AI自身がさらに優れたアルゴリズムを発見する方法を示唆しています。
この手法では、AIが生成するテキストの品質向上を目指し「選好最適化」という技術を用いて自己改善します。GPT-4などの大規模言語モデルを利用し、損失関数を自動で生み出し評価することで、AIの出力を最適化するというものです。
研究チームは、このプロセスにより「DiscoPOP」と名付けられた新しいアルゴリズムを開発。このアルゴリズムは様々なタスクで既存の手法を凌ぐ性能を発揮し、特に未知のタスクに対してもその効果を示しました。
DiscoPOPを含む研究成果はオープンソース化され、世界中でのさらなる開発が期待されています。発表された論文は大きな注目を集め、AIの未来に新たな光を当てることに成功しました。
出典 : https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2406/17/news053.html
