2022年11月に公開されたChatGPTは、会話型インターフェースにより誰でも簡単に使えるAIとして注目されました。従来のGPTを基にしたこのシステムは、テキスト生成、質問応答など多岐にわたる作業領域で活躍し、新たな技術革新をもたらしました。しかし、AIが現実には存在しない情報を生成する「ハルシネーション」のリスクもあり、使う際には適切な理解と対応が求められます。
Developers Summit 2024でのNextInt代表中山心太氏によると、ChatGPTは基本的な常識は理解しているが、具体的な知識は持っていないため、実際の情報を求める場合には注意が必要だと指摘されています。ただ、高い演繹性や抽象化能力を活かした使い方では、大きなメリットを享受できます。エンジニアには、そうした生成AIとの新しい付き合い方を学ぶことが求められています。
出典 : https://codezine.jp/article/detail/19166