最新の研究で、大量データを学習した大規模言語モデル(LLM)がロボットに応用されています。
これにより、ロボットは「何かできることはありますか」と自ら尋ねるようになり、ロボット同士で意思疎通を図ることができるようになりました。
従来のプログラムでは想像しづらいような状況にも、人間のように「常識」を働かせて対応できるようになることが期待されています。
たとえば、建設ロボットが不測の事態に遭遇したとき、LLMに学習させた情報をもとに対応策を練ることができます。
米グーグルのプロジェクトでは、多様な機体からのデータを集めてさらなる可能性を探っています。
基盤モデルを用いた多彩な応用が研究されており、ロボット技術の未来には多くの期待が寄せられています。
出典 : 「常識」「データ」使い切れ…基盤モデル・LLM、ロボットに応用|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社 https://newswitch.jp/p/42280