日本政府はAIの法規制を検討するための「AI制度研究会」の初会合を開催しました。国際的にAI規制の動きが活発化する中、岸田首相はAIの安全性確保と競争力強化を同時に実現することを目指すと強調しました。
AIの適正使用のための四つの基本原則として、安全性と競争力の両立、技術変化への柔軟対応、国際基準への準拠、政府による適切な調達と利用が挙げられています。
欧州連合はAIリスクを規定する「AI法」を制定するなど、世界では具体的な対応が進んでおり、日本でも兵器やサイバー攻撃への利用に対する懸念が高まっています。そのため、国会での関連法案の提出も視野に入れ、速やかな議論を求めています。
出典 : 岸田首相、生成AIなど法規制検討を要請…有識者会議初会合で「安全性確保は不可欠だ」 https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240802-OYT1T50142/