iPad専用のデジタルイラストアプリ「Procreate」の開発元であるSavage Interactiveが、自社製品に生成AIは導入しないと宣言しました。
この決定は、同社のCEOであるJames Cuda氏が動画メッセージを通じて、「生成AIが本当に嫌いだ」と断言したことによります。
公式ウェブサイトでも、生成AIによる創造力の奪略や、不毛な未来を招くとの考えを示しています。
この方針は、アーティストの原創性を守るという姿勢からくるもので、今後もデジタルアート界における企業間の立ち位置の差異が注目されます。
一方で、Adobeの「Adobe Fresco」やドイツのスタートアップから発表された新しい画像生成AIを採用する動きも活発になっており、業界の二分化が進んでいます。
デジタルアートの進歩とアーティストコミュニティの価値観とのバランスが、今後のクリエイティブ業界の動向に大きな影響を与えるでしょう。
出典 : 「NO 生成AI」クリエイティブツールのProcreateが立場表明 https://ascii.jp/elem/000/004/216/4216040/