ベネッセコーポレーションによる最新の調査結果が、子どもたちとその保護者のAIに対する関心と期待を描き出している。調査は全国の小3から小6までの子どもとその保護者1,032組を対象に実施され、子どもたちと保護者の約半数が生成AIを知っていることが明らかになった。
保護者のなかで、「子どもに積極的にAIを使ってほしい」という意見が前年に比べ増加しており、保護者の約4分の1がこの考えを支持している。その理由としては、AIが新しい技術を学ぶ良い機会になると考える保護者が多く、対照的に否定的な意見の大きな要因は、子どもが自ら考える力を失ってしまうことへの懸念である。
子どもたち自身もAIの利用に前向きで、今後も利用する意向を示しているが、利用する際には「個人情報の保護」や「情報の正確性」といった点を重視する傾向がある。この調査は、技術が進化する中で家庭における教育のあり方がどのように変化し、どのように適応していくかを考える一助となりそうだ。
出典 : 小学生もすでに生成AIを活用中！ 生成AIを使いたい／使ってほしいのは何について調べるとき？【ベネッセ調べ】 https://webtan.impress.co.jp/n/2024/08/19/47511