大規模言語モデルとの対話では、プロンプト（指示文）が主要なコミュニケーション手段となっています。ユーザーの要求に合わせたプロンプトを設計することで、言語モデルからの適切な回答を得ることができます。
これは「プロンプトエンジニアリング」という専門分野を生み出し、エンジニアは最適なプロンプトを見つけるために体系的に試行錯誤を繰り返しています。
成功したプロンプトを効率的に再利用可能にするために、それらは「プロンプトストア」として整理されます。しかし、高品質なプロンプトストアを作成し維持することは容易ではありません。問題は、特にプロンプトが重複する性質を持つため、タスクに最適なプロンプトを見つけ出すことが難しいのです。
例えば、コンテンツライティングの分野から取り上げたいくつかのプロンプトをみると、この重複の問題がどのように生じるかが理解できます。
出典 : Conflicting Prompts, and the Art of Building Enterprise Prompt Stores https://towardsdatascience.com/conflicting-prompts-and-the-art-of-building-robust-prompt-stores-fb2a2b38849f