三菱電機の竹見政義半導体・デバイス事業本部長は、生成人工知能(AI)ブームにより、同社の光デバイス製品の需要が非常に高まっていると述べました。
特に巨大データセンター投資が継続的に行われており、製品の生産能力増強が必要だとの見解を示しています。
同社は既に世界シェアの約半分を持つ光デバイス技術に強みを持ち、今年9月までには生産量を昨年の1.5倍に増やす計画です。
ただし、それでも顧客の要望に応えきれない場合、さらに2倍に増やす必要があるかもしれません。
米国の大手IT企業が世界各地で競ってAIデータセンターへの投資を進めている中、三菱電機の技術が重要な役割を担っているのです。
一方で、竹見氏は電気自動車(EV)向けや産業用機器向けのパワー半導体販売は減速していますが、光デバイスの売上がそれを補い、今期の売上目標は達成可能との見通しを示しています。
出典 : 三菱電、生成AIブームで光デバイス需要「非常に旺盛」-事業本部長 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-22/SIJGGRT0G1KW00