今回の実験では、「北風と太陽」を元に漫画制作のプロット作りをAIに頼んでみました。
セリフとあらすじをAI、Claude-3.5-Sonnetに読み込ませ、パロディ化を試みたものの、セリフをそのまま羅列するだけで創造的な結果は得られませんでした。
これは指示が不適切だったためであり、うまく活用するためのプロンプトの工夫が必要と考えられます。
素人がAIに無計画な指示をしても良い作品は生まれにくいですが、有効な使い方を調べれば助けになるかもしれません。
一方で、現段階では完全にAIに任せるのではなく、LLMは「思考の潤滑油」としての役割に留め、物語の具体的内容は自分で考えるほうが生産的だと感じられます。
手助けを期待しても、まだ独立して物語を書けるレベルには達していないようです。
出典 : 実録:AIで描く漫画の実際 ~AI漫画の集大成! 最新技術で挑む最終回 (2/6) https://ascii.jp/elem/000/004/218/4218526/2/