ソニーの研究部門とAIシンガポールが、東南アジア言語に特化した新しい言語モデル「Sea-Lion」の研究に関する覚書(MOU)に署名しました。この取り組みは、世界的な言語モデル(Large Language Models: LLM)の分野で、東南アジアの代表性のギャップを埋め、世界中のすべての言語や集団を代表するモデルを実現することを目指しています。
特に、東南アジア地域で話されているタミル語などの地域言語への配慮が重視されています。Sea-Lionプロジェクトは、LLM開発に関する最善の手法を共有し、さらに、インドで強い存在感を放つソニー研究所の専門知識を活用し、研究や認識技術の適用を広げることが期待されています。
この協力関係により、AIテクノロジーにおける多言語化の革新が促進されることが予想されます。ソニーとしても、世界中の人々のニーズに応えるAIモデルおよびツールの設計の重要性を認識し、全ての人々に役立つAIの実現を目指しています。
出典 : Sony Research And AI Singapore Sign MOU to Collaborate on Sea-Lion LLM https://www.cdotrends.com/story/4202/sony-research-and-ai-singapore-sign-mou-collaborate-sea-lion-llm