ノジマ（横浜市）は、自社社長・野島廣司の思考を生成AIに学習させた分身「Bunshin×野島廣司」を開発しました。このAI分身は、社長が著した経営哲学を含む複数の資料から学習しており、社員はスマホアプリやPCを通じていつでも分身にアドバイスを求められます。
ノジマでは従業員自身が経営理念に基づき行動するパーパス経営を重視。30年間の成長の秘訣でしたが、1万人を越える社員とのコミュニケーションは容易ではありませんでした。そこで、誰もが直接社長と対話できるようAI分身が開発されたのです。
日立製作所の子会社ハピネスプラネットとの共同開発で、一般的にバイアスを持たせない生成AIとは異なり、意図的に哲学を反映させる技術が導入されています。野島社長は、この試みが生成AIの良い活用事例となればと話します。
出典 : ノジマ、生成AIで「社長の分身」を開発 従業員の悩みにどう答える？ https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2409/13/news150.html