中国のインターネット大手、バイドゥの共同創業者で会長のロビン・リー氏は、新たな収益源確保のため、同社の最新AIモデル「Ernie 4.0(アーニー4.0)」を発表しました。このアーニー4.0は、様々な質問に答えたり、コンテンツを作成したり、難しい数学の問題を解くといった能力を持ちます。
今後バイドゥはこのAIを、地図やクラウドサービス、検索エンジンなどの製品に組み込み、AIを使ったアプリケーションの販売を拡大しようとしています。その一方で、米国の新たなチップの輸出規制がバイドゥのAIビジネスに与えることになる影響が懸念されています。新規制で最先端のチップの調達が困難になれば、状況はさらに厳しくなるでしょう。
これまでバイドゥの収益の大半はオンライン広告によっていましたが、新AIモデルの活用によって、その構造を変えようとしているのです。
出典 : https://forbesjapan.com/articles/detail/67242