10月1日、マイクロソフトが新しい生成AI「コパイロット」のアップデートを開始しました。この最新版は、以前に比べて親しみやすい音声を備え、閲覧中のウェブページを分析する機能も特徴です。
マイクロソフトはこれまでの法人向けに比べて印象が薄かった消費者向け製品や技術研究の強化を目的に、新部門「マイクロソフトAI」を設立。その成果として、このバージョンアップが挙げられます。
また、ムスタファ・スレイマン氏が新責任者に就任後、心理学者や小説家など多様なクリエイターの力を借りて、AIの対話能力を向上させました。対話型AI市場での競合に対して、新たな版によって大きく差をつけることを目指しています。
デモンストレーションでは、食料品の選び方を質問した際に、AIが実用的な回答を提供する様子が示されました。「コパイロット・プロ」という月額制のサービスを利用すると、より深く考えを巡らせるサポートを受けることができます。さらに支払いをするユーザー向けの追加機能として、マイクロソフト・エッジを通じたブラウザーの観点からのAIとの対話が可能となっています。
出典 : 米マイクロソフト、個人向け生成AI機能拡充 親しみやすく https://jp.reuters.com/economy/industry/UAJ34VCFJFMH7DIU5OH4GTFCIY-2024-10-02/