OpenAIが開発したAIチャットボット「ChatGPT」が公開されて1年が経ちました。多くの企業や自治体がAIの活用を進めており、その中でChatGPTの利用率は注目されています。
特に若者からの支持が高く、20代の利用率は全体の30%以上を占めています。主な利用目的はリサーチで、時間を短縮できると評価されています。
そして、ChatGPTの利用者たちは「コミュニケーション」や「生活・雑学」、「IT」など、さまざまなジャンルで使われています。具体的な利用例としては、書類作成の参考に使ったり、顧客へのメール文章の参考にしたりと、生活のあらゆるシーンで利用されています。
しかし、一方で改善の余地も。利用者からは「回答の精度」や「情報の正確性」、「リアルタイムな情報更新」などの改善点が指摘されています。それにも関わらず、ChatGPTの回答は「人間に近い」と評価する人が7割近くを占め、AIが人間の代わりになることが可能だと感じる人も増えています。
しかし、「AIが友人になれるか?」と問われた場合、多くの人が否定的で、その理由として「人間の感情を理解できないから」という意見が挙がっています。これからのAI開発にとって、この人間の感情をどう捉えるかが一つの大きな課題になりそうです。
出典 : https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2311/17/news097.html