日本でも話題の、対話型AI「チャットGPT」を開発した米新興企業オープンAIから大きなニュースが飛び込んできました。最高経営責任者(CEO)のサム・アルトマン氏が退任することが取締役会より発表されました。退任の理由については「もはやオープンAIを導く能力があると確信が持てない」と明らかにし、こちらは事実上の解任と見られています。
取締役会はアルトマン氏の退任を熟慮の上で、この結論に至ったと強調しています。また、「取締役会の運営を妨げていた」とも付け加えています。退任後のCEOは未だ正式な人選が決まっておらず、その間、暫定的にCTOのミラ・ムラティ氏が務めることになります。
アルトマン氏自身はツイッターで「オープンAIでの時間を愛していた」とつぶやき、彼自身も一時代を築いたと振り返りました。アルトマン氏の今後の活動についてはまだ具体的なことは発表されていませんが、「詳細は後日説明する」というコメントを残しています。
出典 : https://mainichi.jp/articles/20231118/k00/00m/030/025000c