この研究では、ミクロアレイで合成されたバーコードを用いた分子タグの実現可能性を、ミニオンシーケンスプラットフォーム上で評価しました。DNAの断片にランダムなバーコードを付与することで、それぞれの断片を個別に追跡する技術を開発し、両方のDNA断片が原核生物と真核生物から採取されたものであるにもかかわらず、明確に識別できることを確認しました。
さらに、新しいPCRバーコーディング手法を使用し、数千にも及ぶ異なるバーコードを割り当てることに成功したことにより、研究室レベルで広く応用可能な方法を提案しています。この技術は、生物学的サンプルの追跡だけでなく、生物学的多様性の研究にも貢献する可能性があります。
本研究によって、高い正確性で大量のバーコードが割り振られたサンプルを識別するデコーディングアルゴリズムの効果も示され、分子バーコード技術の未来への架け橋となる成果を発表しました。
出典 : Robust and scalable barcoding for massively parallel long-read sequencing – Scientific Reports https://www.nature.com/articles/s41598-022-11656-0