インドネシアの通信大手Indosat Ooredoo Hutchisonと最大のテクノロジー企業GoToが、インドネシア独自の言語モデル「Sahabat-AI」の開発を始動しました。このプロジェクトは、インドネシアのデジタル主権の向上、言語遺産の保存、経済成長とイノベーションの新たな進路を切り開く画期的な一歩とされています。
Sahabat-AIはオープンソースな大規模言語モデル(LLM)で、インドネシア語だけでなく地域言語に特化しています。国内の研究機関や大学、メディア、政府機関など多様なパートナーとの連携により、地元のコンテキストと文化的なニュアンスを理解し、AIベースのサービスやアプリケーションを国民が構築できる機会を提供します。
また、インドネシアの若者に適切な教育を提供し、2045年の「ゴールデンインドネシア」の実現を目指すサポートも行われる予定です。インドネシアAIデーに開催された発表では、国際的な専門知識と地域のイノベーションを融合させ、国の固有のニーズに対処する計画が明らかにされました。
Sahabat-AIは、NVIDIAのAIプラットフォームを活用したモデルを用いて、医療分野などのインドネシア住民に特化したサービスの提供も目指しています。
出典 : Indonesia’s Indosat, GoTo launch Sahabat-AI: Indonesia’s open-source LLM https://technode.global/2024/11/14/indonesias-indosat-ooredoo-hutchison-goto-launch-sahabat-ai-indonesias-open-source-llm/