Intelのオープンソースソフトウェア開発者は、AIツールキット「OpenVINO」の最新の大型アップデート版、2024.5をリリースしました。
このバージョンでは、特に生成型AI「GenAI」の機能強化に焦点を当てていて、大型言語モデル(LLM)のサポート範囲も広がりました。
サポートされるモデルには、Llama 3.2やGemma 2などがあり、YOLO11も新たに加わりました。
また、IntelのNPU向けにも、大型言語モデルがサポートされるようになりました。
さらに、Intel Core UltraグラフィックスやIntel Arc Graphics GPUに新たな最適化が施されたほか、Intel Xeon 6 P-coreプロセッサやIntel Core Ultra 200V Arrow Lake Sデスクトッププロセッサも正式にサポートされています。
このバージョンからは、新しいPythonニューラルネットワークライブラリ「Flax」のプレビューサポートも提供されており、多様なAIデプロイメント向けのGenAI APIサポートも拡充されました。
OpenVINO 2024.5は、AIツールキットの大幅なアップデートと言え、詳細はGitHubで入手できます。
出典 : OpenVINO 2024.5 Released With More Intel Optimizations, Better LLM/GenAI Coverage – Phoronix https://www.phoronix.com/news/OpenVINO-2024.5-Released