【ニューヨーク＝小林泰裕】カナダの報道機関が著作権侵害で訴えを提起しました。
対象はAIサービス「チャットGPT」を開発した米オープンAIです。記事が無断で利用されたとして、損害賠償の請求が行われています。
「トロント・スター」など著名な報道機関も含まれ、1記事あたり約210万円の賠償を求めており、総額は数千億円にも上る可能性があります。
オープンAIは、チャットGPTは公開されたデータに基づいて学習していると反論。
しかし、訴状では記者や編集者の努力が不正利用されていると批判されています。
この問題は米国でも類似の訴訟が起こされており、今後の展開が注目されます。
出典 : カナダ大手紙など５社がオープンＡＩ提訴…チャットＧＰＴの学習で著作権侵害、賠償金数千億円か https://www.yomiuri.co.jp/economy/20241130-OYT1T50130/
