2024年に東京学芸大学附属小金井小学校で開かれた「ICT×インクルーシブセミナーvol.7」の一環として、新しい試みが紹介されました。このセミナーは、特異な才能を持つ児童生徒への支援を目的に文部科学省が推進する事業の一つです。
公開授業である国語科の時間には、想像力を養うための「想像力のスイッチ」をテーマに、子供たちは初めて見る記事を読み解くことにチャレンジしました。ここで重要なのは、日常においてメディアの記事に対して持つべき4つの視点です。これらのスイッチとして「まだ分からないよね?」「事実かな?印象かな?」「ほかの見方もないかな?」「何がかくれているかな?」という問いかけが用いられました。
さらに、生成AIを使った実践も行われ、「チャッともシンク」というAIチャットボットを通じて、児童は自らの興味のあるテーマで記事を生成し、深く読み解く練習をしました。AIとの対話形式で想像力を刺激するこの教育方法は、今後の学びに大きな影響を与えていくかもしれません。
出典 : 生成AIで思考するドリルを提案〜東京学芸大学附属小金井小学校「ICT×インクルーシブ」セミナー https://project.nikkeibp.co.jp/pc/atcl/19/06/21/00003/112700582/