Veon社は、地域言語に特化した大規模言語モデル(LLM)の開発に着手し、カザフ語版のオープンソースモデルを公開しました。
これは、同国にAIツールを広めるための一環としています。
同プロジェクトは、子会社のBeeline Kazakhstan、Qazcodeがカザフ政府やナザルバエフ大学と協力して開発。
カザフ語、トルコ語、英語、ロシア語で対話が可能で、1500億トークンを集めて作成されたと述べています。
Veonは、Qazcodeがこの計画において民間部門の唯一のパートナーであり、言語リソースが少ない言語の話者に知能拡張ツールを提供するという使命に沿っていることを説明。
この発表は、ウルドゥ語LLMを開発するパキスタン初のイニシアチブや、カタロニア語版の導入に向けたバルセロナスーパーコンピューティングセンターとの協力など、最近の活動の延長線上にあります。
VeonのCEOであるKaan Terzioglu氏は、人工知能と拡張知能が様々な分野を変革する可能性がある一方で、デジタル表現が豊かな言語に偏りがあると述べています。
デジタル研究資料が豊富でない国の言葉に特化して活動するVeonは、デジタル時代において市場内5億人が平等に機会を享受できるよう、言語のギャップを埋めるユニークな位置にあります。
出典 : Veon hails launch of Kazakhstan LLM https://www.mobileworldlive.com/ai-cloud/veon-hails-launch-of-kazakhstan-llm/