カザフスタンデジタル革新省とナザルバエフ大学のスマートシステム・AI研究所が主導するコンソーシアムは、カザフ語大規模言語モデル「Kaz-LLM」の開発に成功しました。このプロジェクトには、国内外のパートナーとしてベーラインカザフスタンやQazCodeが協力しており、2024年12月11日に発表されました。
Kaz-LLMは、1500億以上のトークンを集め、分析し、合成することで、カザフ語だけではなく、トルコ語、英語、ロシア語にも対応しています。AIモデルは、2つのバージョン(80億、700億パラメータ)を有し、カザフスタン国内でのAI活用促進を目指すとともに、Hugging Faceプラットフォームにて開発者向けに事前公開されました。
VEONはこのような低リソース言語の支援をミッションとしており、Kaz-LLMの発表は、技術的進歩を促進する科学的な取り組みに対する国家のコミットメントを反映しています。それにより、カザフスタンのデジタル分野の格差を埋め、すべての人にアクセス可能なデジタルサービスを提供することを目指しています。
さらに、VEONグループCEOのKaan Terzioglu氏は、このプロジェクトへの貢献を通じて、グローバルなAIの多様性と包括性を進めることを強調しています。
出典 : Kazakh Language Gets its National LLM with a Groundbreaking Partnership of Kazakh Research Institutions and VEON’s QazCode https://finance.yahoo.com/news/kazakh-language-gets-national-llm-141300951.html