Microsoftが新たな小規模言語モデル「Phi-4」を開発しました。これは14Bパラメーターという小さいサイズでありながら、優れた結果を出せるという特徴があります。
SLMとしては軽量で、速いレスポンスと省リソースで動作するので、持ち歩き用のノートPCでも問題なく利用できます。特定のタスク用に特化させることで、より大きなLLMよりも高いパフォーマンスを発揮する可能性を秘めています。
「Phi-4」は言語処理の能力だけでなく、数学の複雑な問題解決にも長けており、すでに数学競技問題で他の大型モデルを上回る性能を見せています。
現在、マイクロソフトのリサーチライセンスに同意すれば「Azure AI Foundry」を通じて利用可能で、さらにHugging Faceでも公開される予定です。
これにより、誰でも手軽に高性能AIの恩恵を受けることができる時代が近づいています。
出典 : Microsoft、小規模言語モデル(SLM)「Phi-4」を発表 ~高効率AIモデルで新たな領域へ/数学推論では「Gemini Pro 1.5」といった大規模言語モデル(LLM)を打ち負かすことも https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1647730.html