NTTデータグループは、システム開発でユーザーから提出される提案依頼書(RFP)の内容チェックにAI技術を導入します。これにより、従来は手作業で行われていたチェック作業をAIが担い、チェックにかかる時間を大幅に短縮することに成功しました。
生成AIの導入は、2024年12月から始まり、10月の検証では時間を約6割カットできることが確認されています。
RFPでは、ユーザーがシステムで達成したい目標や使い方、想定利用者数などを記述しますが、これらの要件が漏れたり曖昧な表現であると、SIベンダーとユーザー間で認識違いを招き、望むシステム構築に失敗するリスクがあります。
NTTデータはこのAIチェックを、将来的には提案書や要件定義・設計資料などへも拡大していく予定です。
出典 : NTTデータグループ、受託開発のRFPチェックに生成AIを適用、チェック時間を6割短縮 https://it.impress.co.jp/articles/-/27245