イタリアの情報保護当局が、対話型AIサービス「チャットGPT」で個人情報を不適切に収集したとして、開発元である米国の新興企業オープンAIに対し、約24億円の制裁金を科したことを発表しました。
この決定は、同社が示した「協力的な姿勢」を考慮して決められた金額です。
当局は昨年の3月に、オープンAIがユーザーの許可なくチャット内容を集めている疑惑があるとして指摘。調査の結果、利用者の告知と同意を得ることで、情報処理の約束がなされたため、4月には使用禁止措置は解除されました。
この調査によって、オープンAIはユーザーの個人情報をどのように扱っているのかが明らかになり、プライバシーの保護が改めて注目されています。
高校生の方でも参考にしやすいよう、AIと個人情報の扱いについての考え方を学ぶ良い機会となるでしょう。
出典 : 米オープンAIに制裁金24億円=チャットGPTで個人情報収集―イタリア当局|au Webポータル https://article.auone.jp/detail/1/4/8/217_8_r_20241220_1734700143035094