バルセロナとブリュッセルに拠点を置くとされる学術出版社が、日本の研究者の名を無断で使用し、AIによって作成された偽の論文をインターネット上に掲載している問題が明らかになりました。
この出版社は、権威付けのために実在する研究者の名を勝手に利用しているとみられ、査読を装いつつ、数万円の掲載料の支払いで容易に論文が公開される仕組みを持っています。
真実でない学術成果が氾濫するなか、研究者たちの間で戸惑いが広がっており、今後、より深刻な問題が生じる恐れがあると指摘されています。
出版社からの回答はなく、被害の拡大が警戒されています。
出典 : 生成AIでフェイク論文 実在する日本人研究者3人の名前かたり https://mainichi.jp/articles/20250111/k00/00m/040/146000c