毎日新聞の調査で、掲載料を求めてずさんな審査を行う「ハゲタカジャーナル」と呼ばれる粗悪な学術誌が、生成AIを使ってフェイク論文を作成し、その著者として日本の研究者3人の名前を無断で使用していたことが明らかになりました。
被害にあった研究者は、自身の研究とは無関係であることを否定しています。問題の論文は、国際識別子を不正使用し、名前の似た正規の学術誌に見せかけたり、有名研究者の名を編集委員に無許可で記載するなど、不正行為が確認されています。
これらは簡単に研究業績を得ようとする者に利用されており、問題は世界中に広がっています。本来は専門家の手厳しい審査を経るべき学術誌の信頼性が損なわれつつあるこの実態に、警鐘が鳴らされています。
出典 : 生成AIでフェイク論文 実在する日本人研究者3人の名前かたり（毎日新聞）｜ｄメニューニュース https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20250111k0000m040146000c
