株式会社LayerXの松本勇気氏が、2025年のAI技術トレンドに関する説明会を実施しました。
今後は、従来の大量言語モデル(LLM)の成長のペースが緩やかになり、論理的思考能力が備わったAIモデルが進化すると予測します。
また、特定の目的を達成する自律型のエージェントの増加や、それらを管理するオーケストレーター層の拡充も見込まれています。
ただし、すべての作業をAIに任せるのではなく、エージェントにはまだ課題があるとしています。
エージェントは状況に応じて異なる手順でタスクを行うため、常に稼働する保証はなく、精度が落ちる可能性もあると松本氏は述べています。
そのため、小さなエージェントの開発や、それらの効率的な運用についての研究が重要視されているのです。
今後は人とAIの連携による生産性向上がクローズアップされ、定型業務はAIに任せ、人間はレビューするスタイルが推進されると見込まれています。
松本氏は、業務プロセスを自動化する新世代のサービスモデルが広まることを期待しているのです。
出典 : 2025年の生成AIトレンドをLayerXが予測、エージェント導入失敗への注意喚起も https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/1657110.html