日本オラクルは、野村総合研究所(NRI)のデータセンターで、セキュリティやAIプラットフォームを強化する「Oracle Alloy」の導入を発表しました。これにより、企業はデータの主権を保ちながらAIを使ったサービスを展開できるようになります。
オラクルは、データセンターを110以上のリージョンに拡充し、Alloyを含むセンターを年内に14リージョンにまで拡大する予定です。NRIは、この協業を通じて、セキュリティ対策の総合サービス「NRI デジタルトラスト」の提供を2025年上半期から始めることになりました。
さらにAIを組み込んだ「セキュア開発プラットフォーム」や24時間365日体制のSOCが利用でき、金融業界向けのサービスも強化されます。金融特化型の大規模言語モデルは、AI支援ツールとしてOCI Generative AIサービスに統合されていきます。
日本の厳しい金融規制に対応し、安全かつ高性能なAI環境を提供することで、効率的な運用が期待されます。
出典 : NRI、Oracle Alloyと金融特化型LLMを活用した「金融AIプラットフォーム」を発表 https://enterprisezine.jp/article/detail/21434