LMMは、テキストや画像、音声、動画といった多様なデータを同時に処理できる革新的なAI技術です。
この技術を活用することで、文書の中身を要約したり、図解された質問に答えたりと、様々なデータを手早く扱うことが可能になります。
リコーは、日本企業のビジネスシーンで利用しやすいLMMの開発を進めており、文書や帳票の効率的な活用を通じて、新たなアイデア創出に貢献する狙いがあります。
一方、損保ジャパンは、保険業務における規定やマニュアルなどを学習させたAIシステムを試験運用中で、複雑な図表を含む日本固有のフォーマットの資料に対しても、正確な回答を導き出せる可能性が示されています。
しかし、精度の高い回答を生成するためには、まだ解決すべき課題も残されており、これからの発展が期待されています。
出典 : リコーと損保ジャパン、マルチモーダルLLMの共同開発を開始 | リコーグループ 企業・IR | リコー https://jp.ricoh.com/release/2025/0321_1
