【ニューヨーク＝小林泰裕】米国発の技術企業オープンAIが製造したAIチャットボットが大人気です。米ブルームバーグ通信によると、オープンAIの2025年の売上は前年の約3倍にあたる127億ドル（約1.9兆円）に達する見込みです。この飛躍の背景には、同社が開発したAIサービス「チャットGPT」の利用者数の急増があります。
特に、2024年の売上は37億ドルでしたが、翌年には294億ドルにまで跳ね上がる可能性が示唆されています。2022年にリリースされたチャットGPTは、2023年11月には週間利用者数が1億人を突破し、その後も急増を続けており、今年2月には4億人を超えました。
しかし、AI開発のためのデータセンターや人材確保のコストも増えており、収支が均衡するのは2029年まで待たなければならない状況も伝えられています。この急成長するAI市場に注目が集まる中で、今後のオープンAIの動向に我々も目が離せません。
出典 : 「チャットＧＰＴ」のオープンＡＩ、２５年売上高が前年比３倍超の１・９兆円に…米通信社が見通し https://www.yomiuri.co.jp/world/20250327-OYT1T50185/
