採用基準として技術だけでなく、人間性を重視する山口太輔監督のもと、東京ガスは昨年、都市対抗野球大会で初優勝を飾りました。
そんなチームの一員である稲葉直哉投手は、野球エリートとは一線を画す、独特の経歴の持ち主です。
高校卒業後に2度の浪人を経て琉球大学に進学し、その後東京ガスに入社。
偏差値60を超える高校出身で甲子園経験はないものの、2浪中に身長が伸び、球速も増し、まさに隠れた才能が開花したのです。
理系の学問と自然の勉強を愛す彼は、左腕の安定した力をチームにもたらしています。
そんな彼に山口監督は一目ぼれし、今後の活躍が期待されています。
出典 : もっと社会人野球：東京ガス監督が即決 採用の決め手は「浪人経験」 都市対抗／1 https://mainichi.jp/articles/20220707/k00/00m/050/167000c
