三井住友海上火災保険は、日本電気(NEC)と共同で業務特化型のLLM(言語モデル)を開発しました。このAIは、保険の商品規定や手続きルールに自動で応答する機能を持ち、内部のAI基盤「MS-Assistant」によって2023年4月から実運用を開始。
新しいLLMは、既存のAI「cotomi」を基に作られ、Azure OpenAI Serviceとの連携で回答の質が格段に向上しています。この進歩は、約1.2万人の社員のフィードバックから学習し続け、適切な使用を徹底することで実現されました。
今後は、より多くの保険データを加えて機能を増強し、生成AIを保険代理店システムにも活用していく計画です。これにより、顧客への品質向上や業務効率化が期待されています。
出典 : 三井住友海上とNEC、照会応答に特化したLLMを開発 社員約1.2万人に展開へ https://enterprisezine.jp/news/detail/21928