株式会社リコーは、経済産業省とNEDOの支援で、国内の人工知能開発の強化を目的にしたGENIACプロジェクトに参加し、日本企業特有のドキュメントを読む「マルチモーダル大規模言語モデル（LMM）」を開発しました。
この技術は、画像やテキストを含む複雑なデータを一度に処理することが可能で、企業内の請求書やマニュアルなど多様な書類の分析や検索を大幅に効率化します。
さらに、リコーは独自のベンチマークツールを用いて、他のモデルと比較しても優れた性能を誇ることを検証しました。
一方、FastLabel株式会社は、高品質な学習用データの提供をし、リコーのAI開発に貢献。AWSも技術サポートを提供し、AI開発を促進しています。
今後、リコーは開発したAIモデルの無償公開を行い、国産AI技術の発展と日本企業の競争力向上へと繋げていくことを目指しています。
出典 : リコー、GENIACでマルチモーダルLLMの基本モデルを開発完了 | 株式会社リコー https://digitalpr.jp/r/111410
