米国のネットワーク大手であるCisco Systemsが、AI専用の新型ルーターやスイッチを発表しました。
AI専業に焦点を当てたこれらの製品は、NVIDIAとの協業により開発されています。ハードウェアだけでなく、ネットワーク管理ソフトウェアも最新版が登場。
それにはCiscoが開発した大規模言語モデル「Deep Network Model」を組み込み、ネットワーク作業の自動化が可能となります。
また、Ciscoでは、DevOpsに似た手法でAIエージェントの設計や改善を進める「AgenticOps」という新しいアプローチも提案しています。
これらは年次カンファレンス「Cisco Live」で披露された一連の取り組みの一部にすぎません。
高い自律性を持つAIエージェントを統合的に管理・調整するAgenticOpsは、企業内での運用を一新する革新的なモデルとされており、
その実装例もすでに幾つかのスタートアップによって展開されています。
Ciscoはこの技術を活用し、リアルタイムのテレメトリーや自動化、深いドメイン知識を用いて、効率的なエンドツーエンドアクションを実現します。
これにより、ITチームは機械のスピードで賢く環境に応じた操作が可能になるとのことです。
出典 : シスコ、特化型LLM「Deep Network Model」でネットワーク作業を自動化–「AgenticOps」戦略を推進 https://japan.zdnet.com/article/35234106/