NTTグループと九州電力の通信子会社QTnetが、最先端の通信基盤「IOWN(アイオン)」を活用し、福岡と大阪のデータセンター間での大量データの分散処理に成功しました。
IOWNはデータを光信号のまま高速伝送することで、通常の通信網に比べ遅延を大幅に削減。これにより、離れたデータセンターが実質的に一つとして機能することが可能になります。
また、実験ではAIによるシステム間での計算処理の引き継ぎも無事に完了。さらに、再生可能エネルギーの有効活用にも注目しており、今後はデータセンター運用での温暖化ガス削減への貢献も期待されます。
「IOWN」は、省エネで効率的なデータセンターの運用技術の確立に向け、大きな一歩となる実証実験の結果をもたらしています。
出典 : NTTなど、2カ所のデータセンター接続 生成AIを分散処理 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC119SK0R10C25A6000000/