株式会社リコーは、日本企業の図表読み取りに特化した大規模言語モデルの基本モデルを開発しました。
この基本モデルは無償で提供され、チューニングやシステムインテグレーションを通じたビジネス化が進められる予定です。
リコーは以前からAI研究を行っており、OCR技術や検索技術の開発などに成功しています。
今回開発されたAI技術は、図表を処理するVision Encoder、変換するAdapter、図表と文字情報を統合するLLMの3層構造で構成されており、国内外のモデルを超える性能を発揮します。
リコーでは、この技術を用いて、企業の社内文書を活用しやすくすることを目指しています。
また、日本企業特有のドキュメントや複雑なフローチャート、詳細な図表など、海外製のAIでは読み解くのが難しい内容にも対応しています。
出典 : リコー、日本独自の図表文化に対応したLLM基本モデルを無償公開 https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/2021567.html