世界中でAIを信仰する動きが見られます。
日本の寺院では六足のロボットが経を唱え、人工知能が聖書の一節を書き起こし、チャットボットのChatGPTが占い師のように尋ねられています。
AIは人間を宇宙レベルでの神のような存在へ引き上げるという、2011年に設立されたターニング教会などの宗教団体もあります。
ある専門家は、AIが「生きている」と感じて崇拝する人々がいること、また、AIが意味を生むかのように求める人々もいると話しています。
ChatGPTを利用して宗教的なテキスト「Transmorphosis」が作成されるなど、AIが新たな宗教体験をもたらしています。
技術に対する信仰を持った信者たちは、AIとの融合を通じて、人間が死者を復活させ、宇宙を再構築する「神のような」力を手に入れることを信じています。
一方で、GoogleのAI LaMDAが自己意識を持つというエンジニアの主張が取り上げられるなど、AIが意識を持つとの信念も現れています。
ロボットやAIが宗教の伝道に利用される現場は増えつつありますが、将来的には技術を中心にした新しい宗教が出現するかもしれません。
人類の未来とAIの進化が交差する地点で、私たちはどう向き合うべきでしょうか。
出典 : https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-12974317/robotic-priests-ai-cult-chatgpt-bible.html