OpenAIが、新機能「Memory」をテスト開始しました。これにより、ChatGPTが過去の会話内容を記憶し、
ユーザーは同じ情報を繰り返し伝える手間を省けるようになります。例えば、一度会議の要約を特定の形式で依頼すれば、次回から再指示なしで同じ形式で要約してくれる便利さです。
設定は簡単で、ユーザーアカウントの設定画面から行えます。また、必要に応じて機能をオフにすることも可能です。加えて、具体的にどの会話を記憶させるかを選ぶこともでき、プライバシーの配慮もされています。
さらに、異なるMemoryを持つ複数のGPTを利用すれば、例えば「Books」というMemoryには好みのジャンルを記憶させ、
おすすめの書籍をピンポイントで提案してもらうなど、パーソナライズされた体験が可能になります。Memoryのデータは、将来のモデル改善のためにも活用される予定です。
出典 : https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2402/14/news072.html