GMOメディアのシニアエンジニアが書いた「大規模言語モデルの日本語実践的評価」論文が、2024年度の人工知能学会全国大会に採択されました。この研究は、AI技術のひとつである大規模言語モデル(LLM)について、ITの問題解決能力を評価。LLMをITパスポート試験に挑戦させて能力差を調べた結果、モデルによって正確さに差があることがわかりました。特に「ELYZA-japanese-Llama-2-7b-instruct」が最も高い正答率を示しました。
プロンプトというヒントを提供することで、多くのLLMは精度を向上。一般的なLLMでも有用で、学習支援としての可能性が示されましたが、誤りを含む可能性がある点には注意が必要です。今後もLLMの研究を続け、教育への応用を進めるとのこと。
出典 : https://codezine.jp/article/detail/19275