2016年に開設された大和総研のフロンティア研究開発センターでは、AIによる研究開発が進められています。特に複雑な業務の自動化に力を入れており、生成AIを用いたプロジェクトが注目を集めています。
生成AIの活用により、これまで専門職が担ってきた業務が代替可能という潜在能力が見込まれています。例えば経済調査では、AIが過去のデータから簡易レポートを作成することに成功しました。
これにより、専門職はより高付加価値の作業に集中できるようになると期待されています。また、社内で生成AIの使用例を集め、各社に展開することで、ビジネスへの応用が推進されています。
2023年6月には「大和総研 AI倫理指針」を公表し、AI研究の倫理的側面にも積極的に取り組んでいることが明らかにされました。
出典 : https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/79797