Google翻訳やMicrosoft Translatorに匹敵するDeepLが、ビジネス用のAIライティングアシスタントを発表しました。
新製品「DeepL Write Pro」は、ドラフト作成時にクリエイティブなサポートを提供し、語彙選びや言い回し、スタイル、トーンの改善提案を行いながら、ライター自身の声を保つことを目指しています。
現在英語とドイツ語に対応しており、ビジネス、アカデミック、カジュアルなどのスタイルと、フレンドリー、外交的、熱狂的などのトーン設定をカスタマイズできます。社内メッセージから契約書まで、様々なビジネスコミュニケーションに対応。
言語能力に関わらず、ビジネス文書を磨くことができるとDeepLは主張しています。TLS暗号化やテキスト削除などのセキュリティ機能も搭載されています。
このプロダクトはDeepLが自ら開発した大規模言語モデルを用いており、独自のスーパーコンピュータ「Mercury」を活用しています。DeepLの創業者兼CEOのJarek Kutylowskiは、顧客は翻訳以上のものを求めていると述べています。
2017年に設立されたDeepLは現在30言語をカバーし、10万のビジネスユーザーを抱えています。先日、ユニコーン企業に到達しました。TNWカンファレンスではAIに焦点を当てるセッションも予定されており、特別オファーも用意されています。
出典 : https://thenextweb.com/news/deepl-ai-writing-assistant-businesses