米国が、中国への「チャットGPT」を含むAI技術の輸出規制を検討しています。商務省は、中国の軍事目的でのAI技術の利用に懸念を示し、閉じたAIモデルの流出を阻止する策を考えているとのことです。
中国はこれに強く反発し、自国の国益を守るための措置を取るとしています。また、ロシア、北朝鮮、イランも規制の対象に含まれる見通しです。
マイクロソフトが報告するようなAIを利用したサイバー攻撃の脅威も、規制強化の背景となっており、AI技術を巡る米中の緊張は一層高まりそうです。
現在はまだ検討段階ですが、政策が固まれば、国際的な技術戦争に火をつける可能性もあります。
出典 : https://jp.reuters.com/world/us/S5MBO3X3RJJSZN6E4DWXBV3TPE-2024-05-08/