OpenAIが、新たなAIモデル「GPT-4o」を発表しました。このモデルは以前のバージョンよりも高速に動作し、テキストだけでなく音声や映像の処理にも対応しています。Mira Murati氏によると、この最新AIは、無料版ユーザーでも利用可能で、今後数週間でChatGPTに組み込まれる予定です。
ChatGPT Plusのユーザーには利用上限の増加が設けられており、TeamやEnterpriseプランを利用すると、さらに多くの機能が使えるようになります。GPT-4oは、50以上の言語をサポートし、以前のモデル「GPT-4 Turbo」と比べて、APIが2倍高速で、コストも50%削減されています。
さらに、OpenAIは刷新されたUIや、macOS向けのデスクトップアプリも発表したことで、AIをより多くのユーザーにとって身近な存在にしようとしています。この新しいUIを通じて、より自然で会話的なやり取りができ、動画を共有することも可能になりました。新たなリアルタイム音声会話機能も搭載され、ユーザーはモデルに対して途中で割り込んで応答を得られるようになります。
動画やスクリーンショットの活用も期待されており、問題解決の助けとなることでしょう。これらの進化により、AIとの対話が大きく変わることが予想されます。
出典 : https://japan.cnet.com/article/35218858/