スーパーコンピュータ「富岳」を使用して、東京工業大学や理化学研究所など国内の研究機関が合同で開発した大規模言語モデル「Fugaku-LLM」が公開されました。
これは130億パラメータをもつ高性能モデルで、富岳の約10%のリソースを用いて約1カ月間の学習が行われました。
特に日本語の処理能力に長け、日本の計算機技術によって全学習工程を把握可能な透明性を実現しています。
また、商用利用も可能で、GitHubやHugging Face等で公開されており、Fujitsu Research Portalを通じて無料で試用できるそうです。
さらに、今回の研究開発は、富岳に実装されている国産CPUを使用し、学習計算性能と通信性能の大幅な向上に成功。
国内のAI研究力向上と富岳の活用価値向上に貢献する成果として、大いに期待されています。
出典 : https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/1591098.html