富士通が進める新プロジェクトは、AI技術の一層の進化を目指すものです。
経済産業省の「GENIACプロジェクト」の一環として、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からポスト5G情報通信システムに関する研究開発の助成を受け、大規模な言語モデル(LLM)に着手しています。
生成AI、特に業務特化型LLMの開発は、計算量やコスト、正確性の面で一般のLLMとは一線を画します。
信頼性を高めるには、「ナレッジグラフ」の活用が鍵とされるため、同社はナレッジグラフを活用したLLMの推論能力を強化し、2024年度中の業務活用を目指しています。
具体的には、ナレッジグラフを生成し推論する特別なLLMを開発し、法規制や規則に準拠した正確な出力を実現する「生成AIトラスト技術」の中核技術となることを期待しています。
出典 : https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240517-2947663/