NetBSDプロジェクトが、コミットガイドラインを改訂し、ChatGPTやMicrosoftのCopilot、MetaのCode Llamaなど、大規模な言語モデルや類似技術によって生成されたコードを不純物と見なすと発表しました。これは、元々人が直接書いたコード以外を不純物とする節への追記であり、ライセンス上の懸念からです。
これらのコード生成器は、インターネット上の膨大なコードを学習するため、異なるライセンスの下で公開されたコードが含まれる可能性があります。NetBSDのコードベースに適さないライセンスのコードが混入するリスクを回避するため、コア開発者からの書面による許可と、コードの由来を徹底的に監査する必要があります。
この方針は法的な観点とソフトウェア工学の観点から理にかなっており、人間によって書かれたコードとは異なる課題を持ちます。現代のAIソフトウェアによる作品の正当性についての議論は始まったばかりですが、NetBSDの決定は賢明であると言えるでしょう。
出典 : https://hackaday.com/2024/05/18/netbsd-bans-ai-generated-code-from-commits/