オープンAI社が発表したChatGPTを皮切りに、生成AIは世界中で急速に注目されるようになりました。しかしセキュリティなどの課題が、導入を難しくしています。沖電気工業(OKI)はそんな中、2023年11月より社内での生成AI利用体制を整え、千人規模での業務利用を実現しました。
データマネジメント室を中心に内製開発を進め、セキュリティを確保しつつ生成AIのポテンシャルを引き出しています。また、法的・倫理的な観点からのガイドラインを策定し、安全に活用するための教育体系を構築。これによって、素早く次世代技術への対応を可能にし、「イノベーションマネジメントシステム」を活用したビジネスアイデアコンテストでは、生成AIを活用したアイデアが多数生まれています。最新技術を応用し、社内のデジタル変革をリードするOKIの取り組みは、他の日本企業にも示唆を与えていることでしょう。
出典 : https://japan.cnet.com/article/35218665/